「戸建て３号の売買契約締結」
まず、売買契約書のチェックポイントは
以下です。
売買契約書チェックポイント
- 特約事項
- 融資利用欄
戸建て３号の売買契約書についても
特に上記箇所をチェックしました。
戸建て３号の特約事項
・建物の瑕疵担保責任免責
・設備の瑕疵免責
・私道部分の所有者から通行・掘削
の承諾を売主の責任で取得。
取得できない場合、白紙解除可能
（内容詳細についてはこちらの記事を
ご覧ください↓
契約書の注意ポイント）
上記以外の特約が記載されていないか、
注意して確認しました。
その他記載はなし。
融資利用欄についても、事前に話した
日本政策金融公庫の内容の記載あり。
これにより、ローン特約も
付されたことになります。
物件状況等報告書、設備表についても
要チェックです。
聞いていない内容が記載されていないか、
もしある場合、
それを直すことができるものか、
直せるとしてその費用はいくらか、
収支に響きますので気が抜けません。
結果、戸建て３号については問題なしでした。
（物件状況等報告書・設備表についても
上記リンク「契約書の注意ポイント」で
説明しています）
売買契約日当日
戸建て３号の売買契約締結は
売主様と相対しての締結となりました。
（戸建て１号、２号は、売主様とは
別日で契約となったため、
今回が初めて相対してでの
契約締結となりました）
前記事の通り
重要事項説明書の道路付けについて、
２項道路についてのところで
大分時間を取られました。
そのため売主様をお待たせして
しまったのでは、
気分を害されていないかと
心配していました。
（重要事項説明書に、再建築不可の
記載は重いと考え、それでも
時間をかえたのですが）
売主様は、私の開始時間より
３０分あとの時間を指定されていた
ようです。
そのため、私が仲介業者さんのお店に
着いてから３０分後に、
隣の部屋に入られました。
（前記事の重要事項説明書のやり取りは
売主様とは別室で行っていました）
３０分以上はお待たせしてしまっている
と気になっていたのですが、
私の話がまとまっても
なかなか合流せず、
今度は私が待つかたちになりました。
どうやら、売主様が作成する書類に
時間がかかっていたようです。
物件状況等報告書と設備表。
物件の雨漏り履歴や水道管の破裂について、
給湯器やエアコン等の設備の故障について
記載する書類です。
ご年配の売主様であったこと、
丁寧に誠意を持って作成されるお人柄、
契約ごとなので作成にプレッシャーを
感じる、といったことから
時間がかかっていました。
（私としては、お待ちさせたかたちに
なっておらず安心しました）
そして作成を終えられ合流。
売主様は私の重要事項説明書のやり取りに
ついてご存じでなかったので、
むしろお待たせしてすみません、との
ご挨拶から始まるかたちとなりました。
（怒ってなくてよかった）
ご挨拶と併せて、用意していた
とらやの羊羹を献上。
感謝のお言葉と、考えてもいなかったので
驚いた、とのお言葉を拝聴。
奥様の好物でもあったようで
好印象な感触。
そんな空気で売買契約が開始されました。
契約締結の流れは戸建て１号、２号と同じ。
- 重要事項説明書の説明
- 売買契約書の説明
- 物件状況等報告書の説明、
- 設備表の説明
- 身分証明書の確認・コピー
- 上記各書類のサイン・押印
- 手付金、仲介手数料の半金の支払
- 領収書の受領
持ち回り契約でなくても、そして
どこの仲介業者さんでも
同じ流れのようです。
売主様が、物件状況等報告書と
設備表の作成に時間をかけて
いらっしゃったので
何かあるのではと警戒していましたが
特になし。
内見時に聞いていた通りの内容
でした。
仲介業者さんが、身分証明書や
領収書のコピーを取りに席を外した際、
売主様から声をかけられました。
購入申込書に記載した
「末永く大切にさせて頂きます」の
１文についてでした。
戸建て３号は、売主様にとって
子育てをした思い入れの深いお家で
あること、
ずっと住んでいたかったが
病院に近い今のお家に引っ越す必要が
あり、やむを得ず引っ越したこと、
そんなお家を
「大切にさせて頂きます」とのメッセージを
受けて売ることができると
とても嬉しかったと、お話し頂けました。
あの１文がとても響いたことが伝わってきて
私も嬉しかったです。
１筆書くことに意味はあるのだなと
実感しました。
購入申込の価格は指値をしているので
それについても言われるのかと
少し緊張しましたが
それについては一切なく、
とても有難い話しでした。
良いお取引ができたと嬉しかったです。
あとは私の融資を確定させれば
売主様の思いを引き継げる。
頼むぞ、日本政策金融公庫。
祈る気持ちでした。
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