日本政策金融公庫でローンを引いて不動産投資:書籍「賢い融資の受け方35の秘訣」のご紹介 ~不動産投資ブログ「戸建て投資体験記」~

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私、サラリーマン大家YuTaと申します。

埼玉県さいたま市在住の、
サラリーマンです。

不動産投資の中でも、一戸建て不動産投資を行っています。

現在、一戸建(貸家)を5軒所有・運営しています。

今回は読んでみて良かった書籍のご紹介です。

ご紹介する書籍は
「賢い融資の受け方35の秘訣」になります。

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良かった点

この本では、下記2点が特によく分かります。

  • 開業時の日本政策金融公庫のローンの引き方のコツ
  • 日本政策金曜公庫でローンを引いたあとの、
    その後の展開(借入先を他にも増やすコツ)

そのため、初めて事業用融資を受ける方や、その後も融資を受け続けて
事業を拡大していこうとされる方にとって、
とても参考になる、借入のノウハウが
詰まっています。

不動産投資・一戸建て不動産投資を行うにあたり、
ローンを上手く引き続けることは
必須ですので是非ご覧ください。

この書籍について

この書籍は、日本政策金融公庫での
ローンの引き方がメインです。

そして、日本政策金融公庫で開業資金の
ローンを引いたあとの展開も著述しています。

私が読んでみて、当初からこれを
知っていたら良かったなぁと思ったのは、
特に下記2点です。

  • 秘訣11:創業融資に受かりやすい
     「創業計画書」の書き方
  • 秘訣14:「認定支援機関」の活用で
     金利優遇、融資額のアップを狙う

創業計画書の書き方の章については、
書き方のコツを惜しみなく説明されて
います。

創業計画書には、創業の動機から始まり、
経営者の略歴等、創業後の見通しといった
記入項目があります。

いちサラリーマンの私は、
創業計画書作成にあたり、
これでいいのかなぁ、と不安でした。

この本でコツを掴んでおけば、もっと
自信を持って進められたと思いました。

そして創業計画書に添付すると
効果的な、別紙資料のコツについても
説明があります。

私は、賃貸用不動産(一戸建て)の購入
のため、想定賃料の根拠が分かる資料
(募集中の近隣の物件資料)や
路線価の資料を持参しましたが、
この本で説明されている内容・視点を
取り入れたら良かったと思いました。

認定支援機関の活用については、
私、認定支援機関を知りませんでした。

この本を読んで知ったのですが、
まず、日本政策金融公庫に融資を
申し込む方法は、
「自分で手続きする」、
「認定支援機関を通じて手続きする」の
2つがあるそうです。

私は「自分で手続きする」しか
知りませんでした。

「認定支援機関を通じて手続きする」と
認定支援機関のお墨付きの申込者となり、
融資を受けられやすくなる、
金利が優遇される可能性がある、
借入額が増加する可能性がある、
というメリットがあるそうです。

創業計画書作成のサポートも
受けれるそうですので、そもそもの
融資承認自体が取れやすくなる、といった
メリットもあるそうです。

日本政策金融公庫のローンを
検討されている方にはとても
ためになる情報になると思います。

独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣

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不動産投資を始めたあとの今の自分として良かった内容

今の私として読んで特に良かったのは
下記です。

・金融機関に応援される決算書、
 嫌われる決算書について知る

・日本政策金融公庫で融資を受けた後、
 他の借入先を増やす

この本の著者は、自分で起業し
会社を設立され、日本政策金融公庫で
ローンを引き、他の金融機関のローンも
引っ張って、と拡大された方です。

そして多くの起業家のローンを
サポートしてきた方になります。

自分でもローンを引いた実体験と、
顧客のローンをサポートした経験のうえで
著述されています。

そんな経験値をもとにした金融機関
対策を講じているので、
決算書の作成についてや、決算時以外の
タイミングでの決算書の提出についての
コツも、
とても参考になります。

自分の決算書を見直すにあたり
良い勉強になりました。

日本政策金融公庫からローンを引いた後の
その後の展開(借入先を他にも増やす)
のコツについても説明があります。

下記2点は私も実践しましたが、
この本にも記載があり、
本当だと思いました。

・日本政策金融公庫から受けた融資金は
 信用金庫の口座に着金する

・信用金庫で定期積金をする

私は、将来的に、県内で有力な信用金庫で
ローンを引ければ保有不動産の規模を拡大していきやすいのではと考えていました。

そのため、1軒目~3件軒目までの
日本政策金融公庫からローンを引いて購入した物件の融資金は、すべて目星を付けた信用金庫に着金させ、
決済を行いました。

日本政策金融公庫の借入金返済口座も
3軒とも、その信用金庫です。

つぎに、信用金庫で定期積金をする、に
ついても、
私も実施していました。

不動産投資を開始する前の
勉強段階のときに、その目星を付けていた
信用金庫で、積み立て定期預金を
はじめました。

(内容は、月2万円、3年間、といった 程度です)

それが功を奏し、4軒目は目星を付けた
信用金庫のプロパーローンを受けることが
できました。

この信用金庫のローンを引く際に、
担当の方から、下記のような話しをされ、
上記のことは意味が合ったのだと思いました。

・日本政策金融公庫の返済を安定して
 続けていることが
 自行のデータで確認でき、安定経営が
 できているエビデンスにできた

・定期積金を利用してもらい、毎月の
 引き落としに遅延もなく、
 地道に積み上げていく活動をする
 ことが分かる。
 当行の融資をもとに購入検討している
 物件についても、高額な 大規模物件ではなく、1つ1つ 積み上げていく考えが一貫している

他にも、この本に
借入先を増やすコツの説明が
あります。

この書籍の内容を実行すれば、
日本政策金融公庫の融資から信用金庫等、
他の金融機関の融資付けに繋げることが
できると思います。

まとめ

私は、所有している物件4軒のうち
3件は日本政策金融公庫から
ローンを引いています。

日本政策金融公庫の、創業支援融資を
受けました。

この書籍は、日本政策金融公庫の
ローンの引き方がメインです。

そして、日本政策金融公庫で開業資金の
ローンを引いたあとの展開も著述しています。

日本政策金融公庫の創業融資の引き方に
ついては、創業計画書の記載の仕方や
融資実行までの流れについてを説明し、
創業計画書にプラスして添付した方がよい
資料についてや、
法人でローンを引くか個人でローンを引くかについても、
詳細に説明しています。

そして、日本政策金融公庫でローンを引いた後の展開を視野に入れた融資の引き方に
ついても説明しています。

私は3物件目まで日本政策金融公庫から
ローンを引き、4軒目は
信用金庫からローンを引いています。

この本でも、日本政策金融公庫の次は、
信用金庫や信用組合でローンを引くことを
奨めています。

そして、信用金庫や信用組合への繋げ方についても著述しています。

この書籍の内容を実行すれば、
日本政策金融公庫の融資から信用金庫への
融資付けに繋げることができると思います。

不動産投資・一戸建て不動産投資の
ローンは、多くの金融機関では、
借入期間は耐用年数以内というケースが
多いと思います。

しかし日本政策金融公庫では、
融資の資金使途について、
運転資金と設備資金、という考え方を
しています。

不動産投資・一戸建て不動産投資の
物件購入資金は、設備資金に該当しました。

物件を、収益を得るための設備と考え、
賃料収入という収益を得る事業の
設備資金としてローンを引くことが可能です。

建物の、耐用年数を基にした資産価値や、
土地の担保評価も試算をしているようですが、それ以上に、
賃料収入と返済金額をベースにした収益性を見ていました。

そのため、購入予定物件の想定賃料の
根拠資料は、入念に用意しましたが、
未経験者が用意できる資料で十分です。

購入検討物件が耐用年数オーバーの物件で
ローンがなかなか付かないという方にも、
日本政策金融公庫は強い味方になってくれます。

この本を読むと日本政策金融公庫の
融資についてがよく分かります。

事前に知識を入手し、問い合わせましょう。

独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣

日本政策金融公庫で融資を受ける際の注意点

なお、日本政策金融公庫でローンを引く際、
「投資」という言葉を使わない、
というのが注意点です。

日本政策金融公庫が融資をする
目的・使命から、
「投機」に類するとそぐわないためです。

日本政策公庫とやり取りするときは、
「不動産投資」と言わずに、
「収益不動産」と言いましょう。

例:「収益不動産の購入をするにあたり、
   融資を受けたいのですが」
  「この収益不動産の想定賃料は、
   〇〇円です」

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この書籍の注意点

この書籍は、不動産投資家用ではなく、
起業者・会社経営者用です。

そのため、不動産投資のローンの引き方に
特化したものではありません。

しかし、日本政策金融公庫のローンの
引き方は同じです。

それと、サラリーマンの方が読むと、
会社経営者・起業者が、どのように
創業融資を組んでいるのか参考になり、
自分に置き換え、
サラリーマンではあるが不動産投資の
部分では経営者視点を持つ必要があると、
意識転換の部分でも良いキッカケに
なると思います。

是非ご覧ください!


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